ぶれない人 - 2010.10.27 Wed
今日は「ぶれないこと」について書いてみたいと思います。
骨董や器を扱っている魯山という店があります。
店の壁はむき出しのコンクリートで、それが古箪笥や骨董、和の器と絶妙にあっています。
店奥にあるアンティークテーブルとチャーチベンチも粋です。
ここは古いものから作家ものまで扱っているのですが、いつ行っても発見があります。
私は学生時代にこの店の近くに住んでいて、よく通っていました。
決して安くはないので当時から買うより見ることのほうが多い客でしたが、すごく色々なことを学んだお店です。
器だけではなくジャンクと呼ばれる古いものに店主が手を加えて蘇らせて置いてあったりします。
料理研究家が通う店としても知られているのですが、なんといっても店主大嶌さんの存在感がそうさせているのだと思います。
ここは商売がむずかしいと言われている東京の西荻窪という土地で、もう20年以上続いている店ですが、ずっとぶれないです。コンセプトがぶれない店は強いです。
店主の選んだ作家が作った料理が映える器を扱う、見た目だけではなく実際に使える器を売るっていう姿勢が強く感じられます。
器に興味がある方は、もし近くに行くことがあればぜひ行ってみてください。
審美眼が鍛えられる店だと思います。
審美眼といえば柳宗悦や魯山人や白洲正子が格好いいと思っていたこともあります。
こだわりが格好いいというか。
でも、そういう特異なセンスを持つ人でない限り、こだわりって自己満足で、実際はこだわりすぎるとつまらないなあって思うようになりました。
自分に無理のない範囲で自分の好きと思うもの=毎日使っていて嬉しいものを選べたらいいと思います。
「こだわり」と「ぶれないこと」は微妙に違うと思うのです。
人生の中で何人か「ぶれない人」に会っていますが、皆表情が凛としていて格好いいです。
ぶれない人になりたいものです。
今日はなんだかよくわからない話になってしまいました。


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「奥四万十、楽しまんと」
骨董や器を扱っている魯山という店があります。
店の壁はむき出しのコンクリートで、それが古箪笥や骨董、和の器と絶妙にあっています。
店奥にあるアンティークテーブルとチャーチベンチも粋です。
ここは古いものから作家ものまで扱っているのですが、いつ行っても発見があります。
私は学生時代にこの店の近くに住んでいて、よく通っていました。
決して安くはないので当時から買うより見ることのほうが多い客でしたが、すごく色々なことを学んだお店です。
器だけではなくジャンクと呼ばれる古いものに店主が手を加えて蘇らせて置いてあったりします。
料理研究家が通う店としても知られているのですが、なんといっても店主大嶌さんの存在感がそうさせているのだと思います。
ここは商売がむずかしいと言われている東京の西荻窪という土地で、もう20年以上続いている店ですが、ずっとぶれないです。コンセプトがぶれない店は強いです。
店主の選んだ作家が作った料理が映える器を扱う、見た目だけではなく実際に使える器を売るっていう姿勢が強く感じられます。
器に興味がある方は、もし近くに行くことがあればぜひ行ってみてください。
審美眼が鍛えられる店だと思います。
審美眼といえば柳宗悦や魯山人や白洲正子が格好いいと思っていたこともあります。
こだわりが格好いいというか。
でも、そういう特異なセンスを持つ人でない限り、こだわりって自己満足で、実際はこだわりすぎるとつまらないなあって思うようになりました。
自分に無理のない範囲で自分の好きと思うもの=毎日使っていて嬉しいものを選べたらいいと思います。
「こだわり」と「ぶれないこと」は微妙に違うと思うのです。
人生の中で何人か「ぶれない人」に会っていますが、皆表情が凛としていて格好いいです。
ぶれない人になりたいものです。
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